かつて伊勢を経て熊野に参詣する人々の海沿いの基点であった地に、地域振興センターを併設した現代版古道の宿を設け、周辺の自然と一体となった活用を図る計画。円状に囲まれた空間がある種の精神性を帯びることから、敷地中央の憩いの森ゾーンの周りに古道センターと地域センターを設ける。両センターのエントランスは敷地と熊野本宮を結ぶ軸線上に配され、これと直交する軸線がアプローチから憩いの森を経て広場に至る動線と重なる。
計 画 地 三重県
敷地面積 33,000㎡
建築面積 2,400㎡
延床面積 3,000㎡
構造規模 木造2階
計 画 2003年
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